大失恋の経験者より
こんにちは、あくねちゃんです。
2022年に夫と結婚し、新婚ほやほやの私…
実は、夫と出会う数か月前、9年付き合った方とのお別れを経験しました。
9年です。(二度目)
当時の私からすると、人生の1/3を共にした元カレ。
本当にこの世の終わりだと思いました。
もう一生、こんなに好きになれる人は現れないと思いました。
ですが、自分でも思いがけないスピードで次の出会いが訪れたのです。
あの頃の自分へ、あの頃の自分と同じように失恋をして絶望している方へ
私の経験が、少しでも前向きな気持ちに繋がりますように!
地獄の別れ
当時の私は、LINEのメッセージひとつで別れを告げられました。
最後に話し合うことも、会うことすらも受け入れてはもらえませんでした。
本当に唐突に、その瞬間は訪れたのです。
「お別れ」というよりも、「突き放された」という表現が相応しい終わり方。
追い打ちをかけるように、元カレのSNSでは新しい彼女の匂わせ写真まで…
地獄に落とされたような心地でした。
仕事にも趣味にもやる気が出ず、ただ何となく鬱々と過ごすだけの毎日。
元カレと付き合っていた頃の私は、いわゆる「メンヘラ化」していたので
「ああ自分がこんな女だからフラれたんだ…」
「嫉妬も束縛も我慢すればよかった…」
なんて、後悔と自己嫌悪の繰り返しては、泣いてばかりいました。
ですが、付き合っていた頃から元カレに依存していた私。
酷いフラれ方をしたにもかかわらず、別れた直後から復縁を望んでいました。
私が縋りついたもの
あるときから、「どうしたら復縁できるのか」ということばかりを考えるようになります。
ネットの検索履歴も復縁に関する内容ばかり。
そんなとき「潜在意識」「引き寄せの法則」というものに出会いました。(今なら絶対に怪しむ)
ものすごーーく簡単にまとめると、
「私は復縁できる!と心の底から信じていたら、必ず良い方向に動く」
「私は復縁できない…と後ろ向きになっていたら、絶対に上手くいかない」
…といった内容でした。要するに、「病は気から」のような感じです。
どん底に落ちて心を病んでいた私は、あっさりとその世界にハマりました。
今思えば、一種の宗教のような感覚かもしれませんね。
暇さえあれば関連のブログサイトを読み漁り、電子書籍を何冊も購入。
それらに書いてあることに従って、日々を過ごしていきました。
具体的には、
「実現したいことを声に出して潜在意識に語り掛ける」
「復縁して幸せそうな自分を想像する」
などなど…
とにかくネガティブになることはNGだったので、出来る限り前向きに幸せだけを夢見る私。
そんな生活を続けるうちに、いつしかポジティブでいること・笑顔で過ごすことが習慣化されていました。
…それが私を転機に導きます。
突然の一発逆転
人生最大のモテ期到来。
なんとなく登録したマッチングアプリでは、あれよあれよと県内ランキングのトップ3に君臨します。(マッチング相手からの情報です。笑)
それ以外にも、ご無沙汰していた男友達たちから突然メッセージが届きはじめます。
別れたことは周りの誰にも伝えていなかったし、元カレと共通の友人もいなかったのに…
今考えても本当に不思議です。
そんなこんなで、元カレと別れた2か月後あたりは、休みのたびに誰かとデートをしていました。
いつしか、失恋を思い出して涙することや後悔することはなくなっていました。
そして、最終的に、マッチングアプリで知り合った夫と付き合うことに。
元カレと別れてから3ヶ月後の出来事でした。
さらにその2年後に同棲開始、3年後に結婚…と、とんとん拍子に進みます。
明るい未来へ導くヒント
今思い返しても、あのときは本当に異例すぎるモテ期でした。
ですが、ただ偶然別れたタイミングでモテるようになったわけではありません。
私はお世辞にも美人ではないし、スタイルも良くないし、肌も髪も綺麗な方ではありません。
声も可愛くなければ、トークも苦手だし、決して大袈裟ではなく「輝かしい女性」ではないのです。
それなのに、どうして…?
そう考えたときに、ひとつだけある心当たり。
あの頃に意識していた「ポジティブ」が幸運を招いたのだろうと、自分では思っています。
学校でも会社でも、明るい人と暗い人であれば明るい人が好かれますよね。
笑顔の人とムスッとした人であれば笑顔の人が好かれますよね。
そう考えると、心から前向きで明るくなることは、たしかに人を引き寄せるものがあるのだと思います。
私がハマっていた「潜在意識」「引き寄せの法則」に関するもの…
生活の何もかもをそれらに当てはめて、過信することは、決してオススメしません。
ですが、あの頃の私のように死にかけた心を取り戻す材料にはなると思います。
そこまで何かに縋り付かなくてもひとりで立つ余力が残っているのであれば、
まずは「日々を目一杯楽しく過ごすこと(=笑顔で過ごすこと)」が幸せの近道になるのではないでしょうか。
4年経って思うこと
時々、今でも考えることがあります。
もしも元カレと別れていなかったら、今も一緒にいたら、どうなっていただろう。
思い返せば、元カレに対して「なんだかな~」と思う瞬間は日頃たくさんありました。
そんな相手と一生を添い遂げることは、きっと難しかったでしょう。
お互いに相応しくなかったからこそ、9年を共にしても同棲にすら発展せず、あっけなく終わりを迎えた。
必然的な別れだったのかもしれません。
「9年も捧げたのに…」と神様を恨んだこともありましたが、今思えば神様は優しかった。
元カレと付き合った経験があったからこそ、今の私がいる。
決して、別れは無意味なものではない。
様々な思い出たちも、たくさんの涙も、胸がキュッとなるような苦しみも、すべて無駄ではない。
失恋をしたすべての方々が、そう思える日が訪れますように。
過去の私!絶対に幸せになれるからな~!!
(/・ω・)/【完】
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