【体験談】バイトを3回飛んでしまった社不子の末路

【体験談】バイトを3回飛んでしまった社不子の末路

こんにちは、あくねちゃんです。

バイトを「飛ぶ」、別の言い方をすると「バックレる

そんな経験がある方は、世間的には少数派なのかもしれません。

自慢ではありませんが、私は社不子(社会不適合女子)なので…もちろん経験があります。

しかも3回(完全に黒歴史ですね)

恥ずかしくて、このことは夫にすら話したことがありません。

目次

ファミレスで飛んだ話

初めてバイトを飛んだのは17歳高校2年生の頃

私は、某ファミリーレストランでバイトをしていました。

人生初バイト、初めてお給料をいただいたお仕事でした。

ですが、さすが社不子。

さっそくバイトが億劫になってしまいます。

正確には…

仕事をすること、というより、バイト先での人間関係の構築が苦痛でした。

当時の私は、バイトも嫌学校も嫌家庭も嫌、という三拍子…(なんとも最低な)

あるとき、学校から帰宅後、バイトへ向かうことなく家出をしたのです。

それが、最初に「飛んだ」経験です。

当時、mixiというSNSでバイト先の上司と繋がりがあったので、しばらくはmixiを通じてメッセージが届いていました。

怒るわけではなく、心配している内容だったことを今でも覚えています。

いつでも良いから正式に退職の手続きをしに来てほしいとの事だったので、家出から自宅に戻ったタイミングで職場に顔を出しました。

飛んでから数か月が経過した頃でした。

意外と周りのスタッフたちはいつも通りで、明るく優しかったのを覚えています。

「今までお世話になりました。」「元気でね!また食べにおいでね!」

…なんて、言葉を交わした記憶。

今振り返ると、とても親切な方ばかりの職場でしたね。

あの頃の私はなぜ辞めたのか、と大人になった今なら思ってしまうほど。

もしかすると、私が高校生のお子ちゃまだったからこそ、最後まで優しくしてくれたのかもしれません。

コンビニで飛んだ話

次に私が飛んだのは、18歳の頃

高校中退後にバイトをしていた、某コンビニエンスストアでした。

1回目に飛んでから1年が経った頃の話です。

学校という組織から離脱した私ですが、やはり家庭の居心地の悪さは変わらず。

そして、相変わらず、バイト先での人間関係を上手く築くことが出来ず…

本当に絵に描いたような社不子でした。(今もですが…)

どこで過ごしていても居心地の悪い毎日に嫌気が差し、またもや家出をします。

それが、二度目の「飛んだ」経験です。

半年ほど家には帰っていませんでした。

もちろんお金がなくては何もできないため、あるときATMでなけなしのお金を下そうとしたとき…

あることに気づきました。

飛んだ直前、1か月分の給料が振り込まれていない

まだまだ無知な私は、そんなときどうしたら良いのかも分からず。

時代はまだガラケー

今のようにスマホで簡単に検索~なんてことも出来ず…

家出から自宅に戻った際、給料未払いのことを父親に相談しました。

いくら飛んだとは言え、さすがにそれは酷いという話になり

働いた分の給料を支払わないのなら労基(労働基準監督署)に相談します!

という旨を、バイト先のオーナーに電話で伝えてくれました。(もはや脅し)

オーナーは渋々了承してくれましたが、その際に交換条件を提示されました。

給料を支払う代わりに一度店に顔を出せという条件です。

もちろん飛んだ私が何より悪いので、仕方なく店に足を運びました。

その場で謝罪の言葉を述べ、相手からチクチクと嫌味を言われ…

今思い出しても本当に苦痛すぎる時間でした。

その後、無事に未払い分の給料は振り込まれ、そのバイト先との関わりはなくなりました。

リサイクルショップで飛んだ話

最後に私が飛んだのは、20歳の頃

某リサイクルショップでバイトをしていたときの話です。

当時の私は、初めて仕事が楽しいと思いながら働いていました。

人間関係も良好で、とても良い雰囲気のバイト先でした。

仕事に対する実力も認められ、店長に昇格しないか?という話を持ち掛けられていました。

しかし、いくら店舗内の雰囲気が良くても、経営している会社がブラックだったのです。

昇格は半強制、責任ばかりが増える中…

女だからという理由で正社員登用はしてもらえず、給料もほぼ上がらない

そんな社内のシステムに腹が立ち、飛びました。

これが、三度目の「飛んだ」経験です。

店舗開錠用の鍵を携帯していたので、それだけは事務所のポストに返しました。

その旨を伝えるために朝一番に店へ行き置手紙をして、誰にも会うことな帰りました。

その後、一度だけ上司にメールを送りました。

国民健康保険に入るために、社会保険の喪失証明書を送ってほしい」という内容です。

後日送られてきましたが、届いたのは相当な日数が経った頃。

ブラックな会社だったので手が回っていなかったのか、もしくは嫌がらせか…

それを最後に一切関わることはありませんでしたが、モヤっとした終わり方でした。

飛ぶことによるデメリット

結論から言うと、よほどのことがない限り「飛ぶ」ことはオススメしません

私は20歳を最後に、「飛ぶ」という行為をやめました。

それ以降も職を転々としましたが、しっかりと手順を踏んで退職をしています。

なぜなら、それなりのリスクやデメリットがあるからです。

罪悪感が残ってしまう

私の場合、もう10年以上経っているにもかかわらず、心に引っかかるものがあります。

今でも、飛んだバイト先が夢に出てくることもあります。

思い出したくもないのに、思い出すことがあります。(だからこうして記事にしています…)

どんなに嫌な職場でも、手順を踏んで退職した職場にはそのような気持ちはありません。

飛んだ直後は解放感でいっぱいです。

ですが、良心がある人間には、少なからず罪悪感が残ってしまうものなのです。

給料未払い、賠償金請求の恐れ

先述した通り、私自身も給料の未払いというトラブルに遭いました。

法的に、働いた分のお給料に関しては受け取ることができます。

ですが、嫌で飛んだ職場と連絡を取ったり争ったりすることは避けたいですよね。

また、最近は飛ぶことによって逆に賠償金を請求されるかも?なんて話も耳にします。

そのケースはごく稀だと思いますが、可能性はゼロではありません

このようなことに怯えながら過ごすのも、なかなかの苦痛だと思います。

鬼電やメッセージの恐れ

最近では、携帯番号以外にLINEを職場に教えているパターンも多いと思います。

もし飛んだら、恐らくそこにたくさんの着信やメッセージが来ますよね…

ブロックできるとはいえ、考えただけで恐ろしいです。

私の場合は、当時バイト先に いわゆる「家電」の番号しか提示していませんでした。

未成年の頃はガラケー時代だったこともあり、携帯番号を要求されなかったからです。

そのため、飛んだからと携帯電話に鬼電が来る、なんてことはありませんでした。

ですが、今の時代、なかなか避けることはできないことかと思います。

行けない店、会いたくない人が増える

サービス業の勤め先を飛んだ場合、基本的にその店舗に行くことは難しくなります。

中には気にせず利用する人もいるかもしれませんが…

一般的な人であれば、飛んだ職場=気まずさが残ると思います。

私の場合は、相当年数経って、スタッフの大半が入れ替わった頃にようやく利用できたくらいです。

スタッフの入れ替わりが少ない店は、10年経った今でも一度も利用していません

もしそのバイト先が元々利用していたお店だった場合は、少し不便になりますね…

また、家の近くの勤務先を飛んだ場合は、日常生活もソワソワするかもしれません。

買い物に出かけた先で元バイト先の人と鉢合わせ…なんてことも。

あの飛んだ人、この間あそこで見かけたわよ~」なんて噂されるのは御免です。

飛ぶかどうか悩んでいる人へ

飛ぶことを考えている人ならご存じかもしれませんが…

民法上、二週間前に申し出ていればバイトや会社を辞めても問題はありません

(正社員であれば引継ぎが必要になるかもしれませんので、会社や自分のメンタルと相談してくださいね)

退職理由なんて嘘でも良いのです。本音を話す必要はないのです。

学生さんであれば、部活や勉強が忙しくなったとか。

社会人であれば、祖父母や両親の介護とか。

いくらでも理由は作れます

もちろん、スッキリしたければ本当の理由を言ってしまう手も!(割と無茶)

…ただ、場合によって無理やりにでも辞めること必要なときもあると思います。

勤め先がとんでもなくブラックで、辞めさせてもらえないような会社だったら…

布団から出られない、電話もできない、メールも送れない、というくらい酷く病んでしまったら…

そんなときは、自分を守るために退職代行の利用をお勧めします。

近年は、以前に比べて退職代行を利用する方も珍しくないようです!

(本当に便利な世の中になりましたね…)

何より自分の心を、自分の命を守ることを、大切にしてくださいね。

決して、軽い気持ちで飛ぶことだけはやめましょう。

(/・ω・)/【完】

【体験談】バイトを3回飛んでしまった社不子の末路

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この記事を書いた人

1993年生まれの30歳。好きなものは、可愛いものと洋服。苦手なものは、人間関係と学歴の話。生きづらさを抱えながら、田舎の片隅でひっそりと生息中。

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